部屋のインテリアコーディネートに関する様々なコーディネート術・デザインテクニック・収納テクニックを紹介します。
部屋の雰囲気をガラリとかえる力を持っている照明。
そんな照明も効果的に使わないと効果半減…。
ここではそんな照明を効果的に使う7大法則ご紹介!
はじめはどんなところに置くのがベストだというのが分かりづらいかもしれませんが、いろいろなところに置いていくうちに、ここにも欲しいなっていう欲が出てきます。そこでキャンドルライトを使ったり、オシャレな照明を使ったり自分のアレンジを加えていくのがポイントです。
【光源を隠すと雰囲気UP】
は置くだけで雰囲気がでますが、もっと効果的に見せる方法があります。
それは“間接的に照明を見せる”ということです。
直接照明の光源が目に入ってしまうと、まぶしくてなかなか落ち着かないものです。
そこで、木やグラスなど見せたいインテリアの裏側に設置してぼんやり照らすことで、柔らかい光になりムードがでます。
参考になるのがオシャレなバーやカフェ。
店内の見る視線を変えるとさりげない照明の使い方が見えてきます。
グラスの下から照明をあてて屈折を利用してみたり、障害物にいったん光をあて影をデザインしてみたり…。 “明かりではなく灯り”がポイント。
【コーナーを照らすと部屋が広く見える】
コーナーに照明を置くと、角度のある壁に映し出され、“広がりのある光”が再現できます。
この光は雰囲気をだすだけではなく、空間に広がりをもたせることができます。
応用テクニックとして両サイドのコーナーに照明を設置すると、目の錯覚でさらにワイドな広がりをもたせることができます。
広さが十分にない日本の住宅事情ではかなり有効なテクニックです☆
また、横だけではなく、天井へも広さを見せたい場合は、下から上に向かうように照明を設置すると効果があります。
これも目の錯覚を利用したテクニックです。
“失敗しない照明設置はコーナー”がポイント。
【和には和の、洋には洋のルールを守る】
複数の照明を使用するとどうしてもバランスが気になってしまいます。
もちろんそのままいろいろな場所に照明を置くだけでも雰囲気のある部屋になるのですが、さらに光の大小や重心を置く位置によっても感じ方が大きく変わります。
一番分かりやすいルールは部屋のスタイルに合わせた照明設置です。
部屋の雰囲気が“和”なら座敷スタイルなので“照明を低い位置に”。
“洋”ならば“照明を高い位置に”設置するとさらに部屋のスタイルを強調させ、光のバランスの良い部屋になります。
自分の部屋のスタイルをよく知り、“ルールにそった光の重心”を考えることがポイント。
【大きな面に光で変化をつける】
床や壁など部屋の中で大きなものに光で変化をつけると印象がガラリと変わります。
床の場合は、今ある床の上にフローリングの木を敷き詰め、その間から光を見せたり、スポットライトのように一部だけ照らしてみたりすると効果があります。
壁は賃貸の場合少し難しくなりますが、壁に掛けてあるオブジェクトに光を当てるだけで、グッと目線を引き入れるポイントになります。
“光る大きな面を作る”ことがポイント。
【ライトアップ効果が増すものを見つける】
自分のお気に入りインテリアや、額を照らすだけでも雰囲気がでますが、さらにライトアップ効果を増すアイテムがあります。
それは観葉植物やガラスです。
観葉植物は葉や木の枝が複雑になっているので、後ろから光を当てると光源は隠れ、雰囲気のある光と影を映します。
また、ガラスは光の屈折が発生するので光源とは別の光を生み出し、新しい空間を作ります。水をいれた鉢や空ビンなども光の空間作りにピッタリ。
本来の光と共に“イレギュラーの光を見つける”ことがポイント。
【まずは好きなものを照らすことから】
いろいろ光の見せ方にはテクニックがありますが、部屋は誰かに誉めてもらう前に自分の居心地がよくなくてはなりません。
そのためには“自分の一番気に入っているもの”をライティングすることが大切です。
周りの目を気にしすぎて、オシャレだけど居心地の悪い部屋になってしまうパターンがあります。
もちろんオシャレな部屋を意識することは大切ですが、その前に自分がその空間で住むに最適な環境でないと意味がありません。
お酒が好きな人はお酒を照らしてみたり、お気に入りの観葉植物がある場合は観葉植物をメインに照らしてみたり、自分のお気に入りをどんどん魅せていきましょう!
部屋は“自分にとってのヒーリングゾーン”であることがポイント。
照明の使い方は難しいですし、いろいろなテクニックがありますが一番大切なことは自由な発想で、ライティングを楽しむことです。
自分流のインテリアを目指していろいろ試してみることがオシャレな部屋への近道です。
【床にオープンスペースをつくる】
オシャレなインテリア家具が大好きだといって次々に部屋にコーディネートしたのでは、 まとまり感がなくなり、ごちゃごちゃしただけの部屋になってしまいます。
インテリアは必要なもの以外は置かず、床を多く見せることが広く見せるコツです。
当然、常にキチンと片付けた状態がベストです。
【コーナーに照明を】
まず人は部屋に入った瞬間に一番奥をみるそうです。
ということは、コーナーが暗いと圧迫感があり、部屋が狭くみえてしまうことにつながります。
この問題を解決するには、コーナーに柔らかな光の照明を置くことです。照明を置くことで空間に広がりを持たせることができます。
【鏡をつかってスペースをつくる】
よくショップで壁が鏡のようになっているのを見たことありませんか?
鏡、もしくは鏡になるようなものを壁におくことによって、さらに奥があるように見せることができます。
大きい鏡は高いので、鏡のように映るシートを張るだけでも効果がありますし、反射率の高いインテリアでも代用可能です。
家具の配置を見直す
実は家具のコーディネートの仕方でも部屋の雰囲気、広さが大きく変わります。
また、壁の見せ方でもちょっとしたテクニックがあるんです。
もちろんインテリアも同様。
【家具の高さをそろえる】
家具の高さをそろえることにより、視線の流れが自然になります。
同じ高さの家具がない場合は、部屋の奥に進むにつれて大きくなるように配置すると、圧迫感を抑えることができます。
【扉をはずす】
キッチンなどの扉がはずせるのであれば、はずすことも広く見せるためのテクニックです。
部屋の置くまでみせることによって、圧迫感がなくなり奥行きのある広い部屋にみえます。
また、押入れも扉をはずすだけで部屋の一部として見せることが可能です。
【壁はシンプルに】
壁にはポスター、写真などいろいろなインテリアグッズを飾りたくなりますが、 出来るだけシンプルにしておくことが広く見せるコツです。
何も飾らないのも広く見せるポイント、特に白い壁なら広さがUPします。
部屋の色を工夫する
インテリアと部屋の色
部屋のイメージは家具や小物、部屋の床・壁など色で大きく変わってきます。
そのカラーコーディネートをご紹介。
全体のカラー
まず、色は下記の大きな3つに分かれます。
【ベースカラー】
メインカラーはインテリアの基調色とも呼ばれていて、部屋それぞれが元々持っている色(天井・壁・床など)にあたります。
これだけで全体の70%を占めますが、もともと部屋にある色ですのでなかなか変更が出来ない部分でもあります。
【メインカラー】
メインカラーは部屋のイメージを大きく決める色でテーブル・イス・ソファーなど存在感のある家具で利用する色です。
全体の20〜25%を占めます。
【アクセントカラー】
アクセントカラーは小物・クッションなどの色で、部屋にメリハリをつけるための色です。
全体の5〜10%ですがオシャレをだす重要な役割をします。
色の特色
色にはそれぞれ感じるイメージがあります。
その色の使い方によって部屋が広く見えたり暖かくみえたりするので
色は部屋のイメージを決める一番のポイントとなります。
ここではそのイメージをご紹介
【白色】
白は部屋を最も広く見せる色です。
壁や天井に使用すると、広く高く見せることができ賃貸住宅にも多く利用されている色です。
部屋を広く見せたいときは白がオススメ!!
【赤、オレンジ、黄色 (暖色系)】
赤やオレンジ、 黄色などの暖色系と呼ばれる色は暖かいイメージを持つだけではなく、膨張しているように見せる効果があります。
これにより実際よりも大きくせり出しているように見せることができます。
多用することで暖かい雰囲気を出すことができますが、部屋を狭く見せてしまうデメリットもあります。
【青、青緑、青紫 (寒色系)】
青、青緑、 青紫などの寒色系と呼ばれる色は涼しいイメージを持たせるだけではなく、収縮しているように見せる効果があります。
このため多用すると部屋を広くすっきりと見せることができます。
ポイント色を選ぶポイントとしてまずはベースカラーをしっかりと決めると良いでしょう。
一番手軽に色を決めれる場所として床(カーペット)があります。白色や明るい色を利用すると明るく開放的な雰囲気に、濃い目の色にすると落ち着いた雰囲気を出すことが出来ます。
また、色はいろいろな色を使いすぎると落ち着かない部屋になりますので、2〜3色に抑えるのがベストです。茶色系に統一、青色系に統一などトーンを一つにするとすっきりうまくまとめられるのでオススメです。
最終更新日:2017/2/16
CopyRight(c) Interior Funiture-Z All Right reserved